【活動報告】2026年度 陸上トレーニング講習会を開催
― 数値で捉える自己の現在地と世界基準への挑戦 ―
2026年5月17-18日、MIHAクラブでは伊藤秀吉トレーナーを招いて、陸上トレーニング講習会を実施いたしました。
今回のメインテーマは、フィジカルテストのフィードバックと、次回の測定に向けた目標設定です。選手たちは、単に「体を動かす」だけでなく、自分の能力を客観的な「数値」として捉えることの重要性を学びました。
アイスホッケー選手として、また一人のアスリートとして、中学生のうちから身につけておくべき「世界基準のマインドセット」について深く踏み込んだ講習の様子を報告いたします。
【講習のポイント】
フィジカルテストを「数値化」する真の目的
「去年より速くなった」といった感覚的な評価ではなく、タイムや重量などの数値で把握することで、自分自身の強み・弱みを明確にする。これにより、トレーニングの効果を正しく判定し、次の明確な目標設定が可能になる。
「選手の義務」としてのトレーニング
提示されたメニューを完遂することは、強くなることを目指す選手にとっての「義務」。周囲のサポートがあって活動できている自覚を持ち、出された課題に100%の力で取り組むという自己責任の考え方を強調。
世界トップレベルの姿勢を学ぶ
NHLのドラフトテストなどの事例を通じ、世界のトップ選手が測定一つに対していかに一切の妥協なく、ピリッとした緊張感を持って臨んでいるかを学ぶ。技術以前に、取り組む姿勢そのものを世界基準に引き上げる必要性を共有。
ナショナルチームとの比較と「宿題」の設定
現在のチーム平均値をU16日本代表クラスの数値と比較し、自分たちの立ち位置を確認。この差を前向きなエネルギーに変え、2ヶ月以上先の次回測定までに各項目で目指すべき具体的な目標数値が「宿題」として課す。
今回の講習を通じて、選手たちの表情は、単に新しい体験を楽しむものから、自らの数値を更新しようとするアスリートのそれへと変化していきました。伊藤トレーナーから送られた「時間はかかっても、やるべきことを当たり前にやっていれば必ず到達できる」というエールを胸に、MIHAの選手たちは今日からまた新しい自分に挑みます。
氷上でのパフォーマンスを支えるのは、日々の地道な陸上トレーニングの積み重ねです。数ヶ月後、一回り大きく成長した選手たちがどのような数値を見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。
写真提供 K&M KUNIEDA